
伝統の技術を生かしながら
新しいレンガづくりを
レンガの採用を検討される方々は、より強く個性を演出する手段としてレンガを選ばれることが多く、レンガで実現したい表現もさまざまです。米澤煉瓦は、そういった多様化するニーズに応えられるよう、技術開発には惜しまず努力を重ね続けています。
約30年前に5〜6種類だった米澤煉瓦のレンガは、いまや30種類6色までに増えました。さらに特注のご対応も数多く承っており、今でも先達から受け継いだ技術を生かした手作業の工程を大切にしながら、セミオーダーのレンガから規格品のレンガまで、さまざまなニーズに合わせたレンガをご提案しております。



近年は、鉄筋を通して施工を行う有孔レンガも用途に合わせてさまざまな形状を提案しており、光の陰影を楽しむことができる透かし積み工法に対応した製品も開発しています。また、レンガタイルの形状も、手間と時間がかかる湿式工法の製品だけではなく、建物の外壁材としてガルバリウム鋼板にジョイントできる乾式工法に対応した製品の開発にも取り組んでおります。
そして、建築や土木の用途として使われるレンガだけではなく、おもちゃのブロックのように凹凸をつけたレンガ「ガーデンブリック」も開発し、ただ積み上げるだけでピザ窯やバーベキュー炉が組み上げられるDIYにもぴったりなレンガや、北海道電力と協働し、火力発電所から排出される石炭灰を混合した、エコマーク取得のリサイクルレンガの製造など、レンガがより身近なモノで在り続けられるよう、今までにはなかった新しい形のレンガ開発を積極的に行っております。
これからも米澤煉瓦は、モノづくりの精神を大切に、先達からの技を生かした、時代に寄り添ったレンガをつくり続けていきます。


