米澤煉瓦のレンガは特別色を除き100%野幌産の原料を使用しており、粘土と山砂を製造品によってブレンド比を変えて調合しています。
水分を一定にするために配合機で原料を一定配合し、
ロールクラッシャー、スクリーンフィーダー、混水機を通して原料を安定させます。
真空土練機を使って原料の空気を全て抜き取ります。
空気を抜いた原料を押し出し、一つひとつピアノ線でカットして形を成型します。
レンガの製造過程で一番時間の掛かる工程です。
20〜30日かけて水分を飛ばします。
窯の中ではレンガが高温のために焼きしまりが始まります。
正確に火が良く当り、崩れない様に積み込みます。
レンガの色を左右する大切な工程でもあります。
最終的な色は焼成により決まります。
焼き時間、窯内の空気量、積み込み量、燃料の量などを調整して酸化、中性、還元と焼き分け発色を変えてあげます。
一つひとつ焼き上がった製品を型・寸法・色などで選別して梱包してパレット積みで出荷を待ちます。